誘導加熱の原理について

誘導加熱とは

交番磁界中に置かれた金属(導電体)には磁束が貫通され電磁誘導作用により渦電流が流れ、その電流と金属自身の抵抗によりジュール熱が発生し、金属それ自身が自己加熱、されます。また、その温度は3000℃以上ににも急速加熱されます。
加熱温度と範囲はその磁界の強さ及び交番周期、即ち出力/周波数によって制御されます。

誘導加熱が使用されるわけ
  • 自己(直接)加熱である
  • 急速加熱が可能
  • 制御性が良い
  • 炎がでない
  • 自動化が容易